プロフィール

モモ

リンク

管理人サイト

草の庵

カピバラさん

おすすめ

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブログ内検索

天気予報


-天気予報コム- -FC2-

最新記事一覧

最新の記事です。感想などお気軽にどうぞ♪

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

口遊

『口遊』は、平安中期の文人・源為憲が、藤原為光の長男で当時七歳であった誠信(さねのぶ)のために編纂したとされる。この本は、宮中に出仕することが見込まれた年少者のための学習書で、「くゆう」「くちずさみ」などと読み、天文・地理・書籍・官職・芸能・飲食等を十九部門に分け、語句に節をつけて暗唱する構成となっている。『権記』寛弘八年十一月二十日条には、行成第に子息・良経が来訪して、『和名類聚抄』四帖・『口遊』一巻・行成臨故兼明皇子書一巻を請うた記事が見え(おそらく自分の子のため)、貴族子弟の教学の書として重宝されていた様子が窺える。

以下、『口遊』より抜粋(一部、表記を改めた)

■夜の途中に死人に逢える哥
桑樹の下で三返誦す
(たまやかた よみちわれゆく)
 多未也加多 与美千和礼由久
         (夜道)(我行)

(おほちたら ちたらまちたら)
 於保千多良 千多良末千多良

(こかねちりちり)
 古加禰千利々々

・モモ語訳
魂や。どこにいるの? 私は夜道を行く
大路だろうか 路だろうか町だろうか
小鐘がチリチリ鳴っている


■鵺(ぬえ)鳴く時の哥
(よみつとり わがかきもとに)
 与美津止利 和加々支毛止爾
(黄泉つ鳥)  (我)(垣下)

(なきつとり ひとみなききつ)
 奈支徒止利 比止美奈支々津
(鳴)      (人皆)(聞)

(ゆくたまもあらじ)
 由久多末毛安良志
(行)(魂)

・モモ語訳
黄泉に住むという鳥が 和が家の垣下に
鳴いている鳥 人は皆聞いてしまった
(黄泉の国へ)行ってしまう魂もないのに

・鵺…現在のとらつぐみ。伝説上のぬえは古来怪鳥の一種と思われ、夜その鳴声を聞くと病気になる不吉な鳥とされた。源三位頼政が、宮中で退治したとされるぬえは、頭は猿、胴は狸、尾は蛇、手足は虎の如くで、その鳴声はぬえとりの如くであったと伝えられる「平家物語」(『和漢古典動物考』寺山宏)。


■馬の腹痛む時の哥
馬の耳に三度誦す

(しらなみを つくしのきみの)
 志良奈美遠 徒久志乃支美乃
(白波)     (筑紫) (君)

(みつかどに つなぐわがむま)
 美徒加度爾 徒那久和加牟末
              (我馬)

(たれかがとらむ)
 多礼加々止良牟

・モモ語訳
白波を 筑紫(今の福岡県)にいる君の
三門に つないでいる我馬
誰かが盗るのだろう

今回、モモ語訳かなり間違ってると思います(^_^;)申し訳ないです・・・。『口遊』は前々から紹介したいと思っていた本の一つで、これは大学時代にメモ書きした少し怪しい資料なのですが(笑)、当時の貴族子弟のお子様方が何を学んでいたのかということが分かると共に、私たちが今見ても勉強できる内容になっております。例えば門の名前とか音楽の音階とか(当時は音符がないので漢字表記です)。九九なんかもあって、昔も七歳くらいで九九を暗唱したのかと思うと、何やら親近感がわくではありませんか?!(え?私だけ?)

そんな『口遊』で一番おススメなのが、口遊注解という本です。値段高いですが、翻刻に注釈、陰影までついてかなり読みやすくなってます☆彡・・・実は自分も一つ欲しいなと思っている本なんだよね。苦笑

<< 自転車 | ホーム | 庭前の花を翫ぶ >>


コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 BLOG TOP 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。