今更言うまでも無いかもしれないけれど『
平安時代史事典』が
復刊されました。しかもCD-ROM版で。これが喜ぶべきことなのかどうなのか・・・というのも、一冊(CD-ROMと資料編一冊なので、正しくは二冊というべきか?)
八万円というお値段だからです。
八万円八万円八万円・・・エコー以下無限大。本気で悩みましたが、結局注文しました。これで使いにくかったら本当にショックなんですけどねぇ・・・国歌大観のようにプリンターで印刷させてくださいね。角川さん・・・。切実にお願いしますよ!!もちろん、検索面ではCDのほうが圧倒的に使いやすいでしょうけど、事典を眺めてぽ~っとしたり、パラパラめくった先に、思わぬ発見につながったり・・・っていうのは少ないだろうなぁ・・・。
近くの図書館にもあるにはあるんですが、貸出禁止本なので、手元にほしいんですよね。この選択が間違ってなかったっていうくらい、まめに使わせていただこうと思います。
まぁ、何はともあれ、復刊されたことはとってもとっても喜ばしいことです。すでに在庫希少っていうことは、それだけの方が欲してたということですし、これで平安時代の研究が進んでくれれば言う事ありませんしね(^^♪
最近、『殴り合う貴族たち』という本を読みました。前から少し気になってはいたのですが、中々手が出せず・・・。確かに古記録読んでると、とんでもない事件を起こしてることがチラホラ見えるんですねぇ。ただ、この本を読んで思ったのは、繁田氏は実資のことをかいかぶりすぎではないかと。『小右記』の記事に信憑性があるのは私ももちろんそうだと思いますが、実資の感想とか憶測の部分を鵜呑みにしすぎで、なんでも、実資=(イコール)賢人右府がこうこういっている・・・に結びつけるのはどうかと思いました。繁田先生ごめんなさいm(__)m(笑)いや、読み物としては面白いんですけどね。
実資はじめ公卿たちが『紫式部日記』の中で酔っ払っている有名な場面を前にして、このときばかりはさすがの賢人実資も女房が着物何枚着ているか数えて酔っ払ってた・・・って、道長や能信や伊周やその他もろもろの暴力沙汰は暴露しておいて、実資の女好きは暴露しないのか?!!とびっくりさせられました。まぁ、人を殴ったり殺したりとは違いますけどね。
この本の中では斉信はよく石を投げられる公卿として紹介されてるし・・・えぇえぇ確かに(^_^;)頼通と同車したときも、公任と同車したときも投げられましたわ。実資はたまに大げさな時もありネチネチしてるときもあり・・・ただ、そこが古記録の面白いところだと思うんですけどね。完璧な人間なんていないですから。
まぁまぁ読みやすい本なので、古記録に興味がある方には面白いかもしれません。一読して損は無いですよ。
そして、現在読んでいるのがこの本です。そう。道長が主人公の本です。そこには、超超超がつくほどカッコいい道長の姿があります。おおよそ小右記からは想像ができない道長の姿です・・・が、そんなことはどうでもいい(笑)。文章も美しく話しに動きがあるのでスイスイ読めます。また、雅楽の造詣深い作者の作品ですので、いろいろな楽の音が聞こえてくるようです。四天王寺などで一度舞楽を見ていると、大変参考になります。
前作、『平安妖異伝』もなかなか好きだったので、今回続編であるこの本を借りてみました。たまぁ~に四納言が出てくるのが私的ポイントなんですよね。まぁ、もっぱら公ちゃん(公任さん)なんですが。
平安時代に興味が無くてもあまりにも清清しい道長の性格にコロッとほれそうになるので(苦笑)、ぜひぜひご一読くださいませ。
今回は、感想が少し辛口だったかなぁと思いつつ・・・でも、正直に書いてみました。私、実資が嫌いなわけじゃないですよ。ただ、道長も実資も平等に見てほしいっていうだけです☆彡
なぎ(06/22)
葵(01/09)
太陽(01/03)
milk(10/17)
モモ@管理人(07/23)