| 近況 | 2008-01-28 Mon |
皆さまは「美の壺」という番組をご存じでしょうか?
NHKで放送されている和風な番組なのですが、
先日のテーマは「かるた」でした。
この放送の中にでてきた静岡県で生産されている、
おひな様の十二単の生地をつかった「いろはかるた」というのがすごく気になりました。
ネットで検索してみると実際売っているようです。
値段、私にしては少々高め・・・ですが、それにしても美しきかな。
襲ねの色目を自分で作れるのがいいですよね。
↑カルタとして使う気なし(笑)
さて、事後報告になりましたが、1月19・20日に夢の東京国立博物館に行ってきました〜!!
イェイイェイvvv

だって宮廷のみやび―近衞家1000年の名宝ですよ〜。
道長に行成さまですよ〜。←それだけじゃないって!
行くっきゃないでせう。笑
で、実際行った感想はですね、いい意味で裏切られました。
今回、道長の日記(御堂関白記)と春日権現霊験記絵巻あたりがメインかしらと思っていたのですが、展示の半分は近衛家熙(いえひろ)さんの華麗なる芸術歴の記録展・・・とでも申した方が似つかわしい内容でした。
もちろん、行成さまの「白氏詩巻」だってとりわけ美しく心惹かれたのですが、
それにも勝る驚きは家熙さんにありました。
なぜか・・・。
古筆切を学んでいる人にとって、家熙さんの名は一度は耳にしたことがある存在だと思います。
それは、家熙さんがこよなく書を愛し、その臨書をしまくったからで、
特に佐理やら空海やら宇治拾遺物語絵巻の詞書などの名だたる名筆を
これでもか!!というくらいそっくりに書き写しているからであります。
書体もさまざま(篆書・隷書・行草・仮名)なんでもこい!
私が特に感服したのは佐理の国申文帖と離洛帖・・・。
二つ(本物と家熙が書いたもの)が上下に並べて置いてありましたが、
少々筆の勢いは劣るものの、ほとんど見分けが付かない。
虫食いの後まできれいに型どりするのです←どんだけ〜(^^;)
ここまでなら、「ふ〜む。」くらいだったのですが、家熙さんのこだわりはこんなもんじゃない!!
実は絵も描いたんです・・・しかもかなりの腕前。
草花を描いて屏風にまでしています。
一流の画家が描いたものと並べてもちっとも見劣りしません。
さらに!!まだこだわりポイントが。
それは表具にかける情熱。
「予楽院(よらくいん=家熙のこと)表具」と呼ばれるこれらの表具は、
宮廷貴族らしい雅やかな色彩と目も覚めんばかりの輝かしい色づかいが特徴。
わびさびを重んじた茶道の世界においても、近衛家独自の美を追究したのでした。
この表層の生地が残っているのですが、他に見たことないようなものばかり。
家熙がここまで表具にこだわったのは、
その書を書いた人に合うものを家熙の目で選び、
まるで着物を選ぶように書に着せていったのだなと思いました。
心遣いもさることながら、
おそらく、家熙が書に対して特別な愛情を持ち合わせていたからなのだろうと思いました。
ちなみに、茶道のほうでもいろいろな功績を残されているそうなのですが、
私がこの道に明るくないので、そちらは触れないでおきます。
というわけで、いろんなサプライズのある非常に満足のいく展示でした。
家熙にかなり興味がわきました。
あと、いろんな天皇の書が見られたのもよかったです。
私的には後朱雀天皇の書状がヒットポイントでした。
この書状は、後朱雀天皇が『金光明最勝王経(こんこうみょうさいしょうおうきょう)』の
第六巻「四天王護国品」中の、多聞天の三種陀羅尼書写について指示した書状なのだそう。
頼通に、三種陀羅尼「護身呪・神呪・本呪」の部分を「奥紙(陸奥紙のこと)」に、他者を借りずに自ら書写して進上するよう命じているそうです。
長久五年(1044)天皇三十六歳のときのものです。
ちなみに長久五年は寛徳元年のことなので、
この年、頼通は関白・左大臣従一位、五十三歳でした。
三月に病のため上表しましたが、許されなかったようです。
実資さんが八十八歳。
六月に同じく上表している模様。
天皇にとっては左右大臣が次々に上表を申し立てたら心痛も増したことでしょうねぇ。
まぁ、書写しろ〜って言うくらいだから元気にはなったんでしょう。
さて、そして東京観光といえば、あ・さ・く・さ・・・浅草寺です。


とにかく人が多かった〜。
浅草ってこんなに人多いの〜っというくらい多かったです。
なんとか観音様のところまでたどり着いて(ご秘仏なので拝見できませんが)
おみくじをひきました。
・・・第五十五番 吉
吉は吉だったんですが、内容は中中によかったのでよしとします。笑
そして、三鷹の森ジブリ美術館にも行ってきました。



迷路みたいな美術館。
子どもも多かったけどとても楽しかったです。
宮崎駿さんの描いた原画が見れたのが一番印象深かったなぁ。
やっぱり美しいです。
実物大の巨人像とかあって世界に引き込まれそうになりました。
ジブリ作品は夢があって良いですね。
作る方は大変だけども。笑
さてさて、そしてですね、ちょうど昨日(1/27)に金比羅さんに行ってきました。
香川県仲多度郡琴平町にある金刀比羅宮。
「金刀比羅宮 書院の美 〜 応挙・若冲・岸岱から田窪まで」という展示が今月末で終わりなので、慌てて行ってきた次第です。
応挙の襖絵や若中の屏風はやはり傷んでいるような気がしましたが、今回のヒットは田窪恭治さんの椿かなぁ。
白書院のほうはまだ制作途中で、描いているところが運がよければ見られるそうで。
色鮮やかな赤い椿はとても印象に残ってます。
また、資生堂パーラーが運営する神椿というカフェの壁画も田窪さんが描かれたものです。


白地のタイルに青い椿、または青地のタイルに白い椿。
美しい景色をみながら飲む紅茶はほっこりできます。

ただ、セルフであの値段はちと高いとも思われますが・・・。
トイレの案内表示も可愛かったのでシャッターをきってしまいました。


寒かったけど、見ておいてよかったなと思いました。
ちょっぴり足が痛いです。笑
今日は書道の〆切り日なので、昼からは書道に没頭する予定です(*^_^*)
NHKで放送されている和風な番組なのですが、
先日のテーマは「かるた」でした。
この放送の中にでてきた静岡県で生産されている、
おひな様の十二単の生地をつかった「いろはかるた」というのがすごく気になりました。
ネットで検索してみると実際売っているようです。
値段、私にしては少々高め・・・ですが、それにしても美しきかな。
襲ねの色目を自分で作れるのがいいですよね。
↑カルタとして使う気なし(笑)
さて、事後報告になりましたが、1月19・20日に夢の東京国立博物館に行ってきました〜!!
イェイイェイvvv

だって宮廷のみやび―近衞家1000年の名宝ですよ〜。
道長に行成さまですよ〜。←それだけじゃないって!
行くっきゃないでせう。笑
で、実際行った感想はですね、いい意味で裏切られました。
今回、道長の日記(御堂関白記)と春日権現霊験記絵巻あたりがメインかしらと思っていたのですが、展示の半分は近衛家熙(いえひろ)さんの華麗なる芸術歴の記録展・・・とでも申した方が似つかわしい内容でした。
もちろん、行成さまの「白氏詩巻」だってとりわけ美しく心惹かれたのですが、
それにも勝る驚きは家熙さんにありました。
なぜか・・・。
古筆切を学んでいる人にとって、家熙さんの名は一度は耳にしたことがある存在だと思います。
それは、家熙さんがこよなく書を愛し、その臨書をしまくったからで、
特に佐理やら空海やら宇治拾遺物語絵巻の詞書などの名だたる名筆を
これでもか!!というくらいそっくりに書き写しているからであります。
書体もさまざま(篆書・隷書・行草・仮名)なんでもこい!
私が特に感服したのは佐理の国申文帖と離洛帖・・・。
二つ(本物と家熙が書いたもの)が上下に並べて置いてありましたが、
少々筆の勢いは劣るものの、ほとんど見分けが付かない。
虫食いの後まできれいに型どりするのです←どんだけ〜(^^;)
ここまでなら、「ふ〜む。」くらいだったのですが、家熙さんのこだわりはこんなもんじゃない!!
実は絵も描いたんです・・・しかもかなりの腕前。
草花を描いて屏風にまでしています。
一流の画家が描いたものと並べてもちっとも見劣りしません。
さらに!!まだこだわりポイントが。
それは表具にかける情熱。
「予楽院(よらくいん=家熙のこと)表具」と呼ばれるこれらの表具は、
宮廷貴族らしい雅やかな色彩と目も覚めんばかりの輝かしい色づかいが特徴。
わびさびを重んじた茶道の世界においても、近衛家独自の美を追究したのでした。
この表層の生地が残っているのですが、他に見たことないようなものばかり。
家熙がここまで表具にこだわったのは、
その書を書いた人に合うものを家熙の目で選び、
まるで着物を選ぶように書に着せていったのだなと思いました。
心遣いもさることながら、
おそらく、家熙が書に対して特別な愛情を持ち合わせていたからなのだろうと思いました。
ちなみに、茶道のほうでもいろいろな功績を残されているそうなのですが、
私がこの道に明るくないので、そちらは触れないでおきます。
というわけで、いろんなサプライズのある非常に満足のいく展示でした。
家熙にかなり興味がわきました。
あと、いろんな天皇の書が見られたのもよかったです。
私的には後朱雀天皇の書状がヒットポイントでした。
この書状は、後朱雀天皇が『金光明最勝王経(こんこうみょうさいしょうおうきょう)』の
第六巻「四天王護国品」中の、多聞天の三種陀羅尼書写について指示した書状なのだそう。
頼通に、三種陀羅尼「護身呪・神呪・本呪」の部分を「奥紙(陸奥紙のこと)」に、他者を借りずに自ら書写して進上するよう命じているそうです。
長久五年(1044)天皇三十六歳のときのものです。
ちなみに長久五年は寛徳元年のことなので、
この年、頼通は関白・左大臣従一位、五十三歳でした。
三月に病のため上表しましたが、許されなかったようです。
実資さんが八十八歳。
六月に同じく上表している模様。
天皇にとっては左右大臣が次々に上表を申し立てたら心痛も増したことでしょうねぇ。
まぁ、書写しろ〜って言うくらいだから元気にはなったんでしょう。
さて、そして東京観光といえば、あ・さ・く・さ・・・浅草寺です。


とにかく人が多かった〜。
浅草ってこんなに人多いの〜っというくらい多かったです。
なんとか観音様のところまでたどり着いて(ご秘仏なので拝見できませんが)
おみくじをひきました。
・・・第五十五番 吉
吉は吉だったんですが、内容は中中によかったのでよしとします。笑
そして、三鷹の森ジブリ美術館にも行ってきました。



迷路みたいな美術館。
子どもも多かったけどとても楽しかったです。
宮崎駿さんの描いた原画が見れたのが一番印象深かったなぁ。
やっぱり美しいです。
実物大の巨人像とかあって世界に引き込まれそうになりました。
ジブリ作品は夢があって良いですね。
作る方は大変だけども。笑
さてさて、そしてですね、ちょうど昨日(1/27)に金比羅さんに行ってきました。
香川県仲多度郡琴平町にある金刀比羅宮。
「金刀比羅宮 書院の美 〜 応挙・若冲・岸岱から田窪まで」という展示が今月末で終わりなので、慌てて行ってきた次第です。
応挙の襖絵や若中の屏風はやはり傷んでいるような気がしましたが、今回のヒットは田窪恭治さんの椿かなぁ。
白書院のほうはまだ制作途中で、描いているところが運がよければ見られるそうで。
色鮮やかな赤い椿はとても印象に残ってます。
また、資生堂パーラーが運営する神椿というカフェの壁画も田窪さんが描かれたものです。


白地のタイルに青い椿、または青地のタイルに白い椿。
美しい景色をみながら飲む紅茶はほっこりできます。

ただ、セルフであの値段はちと高いとも思われますが・・・。
トイレの案内表示も可愛かったのでシャッターをきってしまいました。


寒かったけど、見ておいてよかったなと思いました。
ちょっぴり足が痛いです。笑
今日は書道の〆切り日なので、昼からは書道に没頭する予定です(*^_^*)
モモさん こんにちは!
「いろはかるた」、素敵ですね。
金銭的余裕があったらぜひとも欲しいところです。
東京国立博物館の宮廷のみやび展へ行かれたのですね。
NHKの新日曜美術館を見に行きたいな〜と思っておりました。
楽しまれたようでよかったですね。
九州国立博物館にも巡回展示してくださるといいのですが。
ジブリ美術館や金比羅さんにも行ってみたいです☆
日記を楽しく拝見させていただきました。
「いろはかるた」、素敵ですね。
金銭的余裕があったらぜひとも欲しいところです。
東京国立博物館の宮廷のみやび展へ行かれたのですね。
NHKの新日曜美術館を見に行きたいな〜と思っておりました。
楽しまれたようでよかったですね。
九州国立博物館にも巡回展示してくださるといいのですが。
ジブリ美術館や金比羅さんにも行ってみたいです☆
日記を楽しく拝見させていただきました。
なぎさん、こんばんは〜。
いろはかるた、いいですよね〜。
中古でいいからほしいです。笑
新日曜美術館で放送されていたんですね。
すっかり忘れてました。
最近TVをほとんど見ないので、あとからしまった〜っということが多いです(^^;)
次回の美の壺は押さえたいとこなのですが。
九州国立博物館にもいつかは行きたいですねぇ〜。
今のところ一番好きな国立博物館は奈良かなぁ。
あの風景の中にあるのがいいな〜と。
鹿がいたり芝生があったり蓮の花が咲いた池があったり・・・。
ジブリ美術館、行けるなら平日のほうが楽しめそうでした。
金比羅さんにお越しの際はぜひ呼んでくださいね(*^_^*)
私も今度は奥の院まで登りたいと思ってます!
いろはかるた、いいですよね〜。
中古でいいからほしいです。笑
新日曜美術館で放送されていたんですね。
すっかり忘れてました。
最近TVをほとんど見ないので、あとからしまった〜っということが多いです(^^;)
次回の美の壺は押さえたいとこなのですが。
九州国立博物館にもいつかは行きたいですねぇ〜。
今のところ一番好きな国立博物館は奈良かなぁ。
あの風景の中にあるのがいいな〜と。
鹿がいたり芝生があったり蓮の花が咲いた池があったり・・・。
ジブリ美術館、行けるなら平日のほうが楽しめそうでした。
金比羅さんにお越しの際はぜひ呼んでくださいね(*^_^*)
私も今度は奥の院まで登りたいと思ってます!
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